投信の8割プラスリターン 企業業績には慎重論も

【今週のマーケットエッセンシャル】第192号(2025年10月1日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

2025年も4分の3が終了し、あと3カ月を残すのみとなった。7〜9月期の東京株式相場の変化は、日経平均株価が初めて4万5000円台に乗せ、年前半の沈滞ムードが払しょくされたことだ。投資信託の運用成績も大幅に好転し、9月末現在では主要投信の85%が年初来でプラスのリターンを確保した。ただ、証券大手3社は2025年度の企業業績を慎重に見積もっている。

619本中525本がプラス

純資産総額が250億円以上の公募投信(株式のインデックス型とETF、ラップ・SMA専用を除く)は9月末現在で619本あるが、このうち年初来リターンがプラスになったのは84・8%に当たる525本だった。プラス投信の割合はグラフに示す通り、5月末現在では21・1%にすぎなかったが、6月末には45・9%、7月末には69・9%と急速に高まり、8月末には73・7%、9月末には84・8%になった。

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