【今週のマーケットエッセンシャル】第225号(2026年5月20日公開)
主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が会長に退き、投資動向が注目される米バークシャー・ハザウェイが5月に入り、四半期報告書(10Q)と保有銘柄報告書(13F)を相次いで米証券取引委員会(SEC)に提出した。米国株に対する警戒感は緩めず、運用資金に占める現金や現金同等物の割合を50%台でさらに高めたが、日本株にはますます強気になり、商社株保有額も約7兆5000億円に達した。
「カジノ併設の教会」と非難
5月2日にネブラスカ州オマハで開催されたバークシャー・ハザウェイの恒例の年次株主総会では予想通りバフェット氏は登壇せず、1月から新しい最高経営責任者(CEO)に就いたグレッグ・アベル氏が取り仕切った。ただ、総会の合間に米CNBCが実施したインタビューで、バフェット氏は米国市場の足元の状況を「カジノが併設された教会」と表現し、投機的だと警戒感をあらわにした。
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