ほしいアートな株価指数 日経平均は納得感に欠ける

【今週のマーケットエッセンシャル】第226号(2026年5月27日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

日経平均株価は5月25日に6万5158円19銭と初めて6万5000円台に乗せた。ところが投資歴の長い人から聞こえてくるのは「最高値の実感はない」という言葉だ。「当人の保有銘柄の構成が悪いだけでは」と水を向けても「日経平均が歪んでいるだけではないか」との答えが返ってくる。米国のダウ平均のように、もっと市場参加者に納得感のある株価指数を作るべきではないか。

個人好み銘柄の株価低迷

株高に違和感を覚える人が多い理由は2つある。1つはグラフに示すように、多くの個人株主を抱えた企業の株価が全体として低迷していることだ。

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