【今週のマーケットエッセンシャル】第213号(2026年2月25日公開)
主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)
なんだかんだ言っても増えてきた東証グロース市場の上場企業数がここにきて頭打ちから減少に転じている。東京証券取引所が2025年9月に上場継続に必要な最低時価総額を「上場10年後40億円」から「上場5年後100億円」に大幅に引き上げる方針を打ち出したためだ。2030年から適用予定だが、早くも新基準が意識され、小粒上場が難しくなっている。
2026年に入り8社減少
年末値だけの比較だが、東証の一般市場(プライム、スタンダード、グロース)の上場企業数(外国企業を除く)は2023年末の3837社がピークで、2024年末には1社少ない3836社、2025年末には59社少ない3777社と減ってきた。ただ、グロース市場だけは常に一定のIPO(新規株式公開)があるため、増え続けるのではないかと思われていた。
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