【今週のマーケットエッセンシャル】第198号(2025年11月12日公開)
主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)
日経平均株価が5万円台の最高値圏で推移しているにもかかわらず、手持ちの株式が値上がりしないことにいら立っている個人投資家は多い。しかし、2025年に関しては1万円を超える日経平均の上昇幅の半分強が、わずか2銘柄によって押し上げられただけだから、株高の流れに乗れない銘柄が多いのはもっともだ。日経平均の計算方法は独特であり、世の中を誤解させるシグナルを送ることもあるので注意が必要だ。
ウハウハの投資家は少ない
日経平均は高市早苗内閣に対する世論調査の支持率が高かったことを好感して10月27日に初めて5万円を突破し、10月末には最高値の5万2411円34銭まで上昇した。株価には先見性があると言われているから、日本経済も長くて暗かったトンネルをいよいよ抜けるのではないかと期待している人も多いことだろう。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。