高市政権揺らす中国リスク 景気に響くと求心力低下も

【今週のマーケットエッセンシャル】第199号(2025年11月19日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

10月27日に日経平均株価が5万円台に乗せ、「高市トレード」などとはやされていたが、11月18日の急落で高市早苗首相が自民党総裁に選出される前からの上げ幅の半分強を失った。背景にあるのは高市政権を機能停止に追い込みたい中国の巧みな外交戦略だ。問題が深刻化し、中国の対日圧力が国内景気の足を引っ張るようだと、高市政権は求心力を失う恐れもある。

京都のホテル、相次ぎ値下げ

紅葉シーズンを迎え、春の桜の開花期と並んで書き入れ時の京都のホテルで、宿泊料金の引き下げが相次いでいる。表向きの「定価」は据え置いたまま、予約サイトでのポイント還元率を引き上げるといった実質値下げが多い。直前のキャンセルが増えていることを想像させる。もともと超高値だったのが高値になる程度だが、ホテル側にしてみれば、書き入れ時に空室が増えるのは痛手であろう。

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