30代の老後は外国株次第 iDeCo残高の6割に

【今週のマーケットエッセンシャル】第202号(2025年12月10日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

数年前まで企業型DCや個人型iDeCo(イデコ)などの確定拠出年金は、資金の振り向け先を預金など元本確保型商品にする加入者が多く、資産形成につながらないと危惧されていた。最近の業界統計では状況が様変わりしており、企業型DCでは残高の69・2%、iDeCoでは75・9%が主に投資信託になっている。特に30歳代はiDeCo残高の59・5%が外国株式型投信だ。老後の幸せは外国株次第かもしれない。

NISAと合わせ42兆円

この統計は確定拠出年金制度を担っている金融機関がメンバーの運営管理機関連絡協議会が11月末にまとめたもの。企業型DCとiDeCo2025年3月末の状況が書いてあり、時価ベースの積み立て残高はグラフに示す通り、企業型DCが2024年3月末比4・5%増の23兆8201億円、iDeCoが16・6%増の7兆2149億円となっている。

コメント

コメントを残す