プライム上場1600社割る 600社超が降格・廃止

【今週のマーケットエッセンシャル】第203号(2025年12月17日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

東京証券取引所の最上位市場、プライム市場の上場企業数が2025年末に1599社と1600社を下回る見通しとなった。旧東証1部に上場していながら、プライム上場は荷が重いとしてスタンダード市場に移行した企業が500社を超え、上場を廃止した企業も116社に達した。2022年4月の東証の市場区分見直しで、最上位市場にとどまりづらくなり、追い出されたかっこうだ。

上場維持へのハードル高く

かつて東証1部に当時のマザーズや東証2部から内部昇格する場合、時価総額が40億円あればよく、いったん上場してしまえば、時価総額が10億円を下回らない限り、第1部にとどまることができた。市場区分見直し後のプライム市場では、上場時に流通株式だけで100億円以上の時価総額が必要で、上場後もこの水準を下回ると、プライム上場は維持できないことになった。

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