バフェット指標が190%に この1年は新記録続々

【今週のマーケットエッセンシャル】第205号(2025年12月31日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

2025年の東京株式相場は株価指数が最高値を付け、売買代金が過去最高を更新するなど数々の新記録を生んだ。公募投資信託のタイプ別リターンでも国内株式型の多くが海外株式型を上回る実績を残した。2026年の相場格言は「午(うま)尻下がり」とされている。株式相場の過熱度を示すバフェット指標は過熱圏入りの目安の100%を大きく上回り、過去最高の190・2%で越年する。

年間上昇幅が1989年を上回る

12月30日の大納会は日経平均株価が187円44銭下落した。1988年までは大納会は28日に実施され、半日立ち会いだった。大納会に向けて相場が高くなる傾向を「掉尾(とうび)の一振」といい、実際、当日は日経平均が上がることも多かった。新年の株高を期待して「株を枕に寝正月」を決め込む人もいたが、こんな格言も今は死語になっているかもしれない。

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