【今週のマーケットエッセンシャル】第207号(2026年1月14日公開)
主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)
豊田自動織機の非公開化をめぐり、トヨタ側の買い付け予定価格は低すぎるとして株式を買い進めていた米国のアクティビスト(物言う株主)、エリオット・マネジメントが攻勢を強めている。1月13日の株価は約7カ月前に付けた過去最高値1万8535円に迫り、予定していた買い付け価格1万6300円を大幅に上回っている。トヨタ側は買い付け価格を引き上げずに非公開化を実現できるだろうか。
エリオットの買いが株価押し上げ
豊田自動織機の非公開化はグループの不動産会社、トヨタ不動産が中心となって買収のための特別目的会社(SPC)を設立し、実行に移す。予定通りにことが運ぶと、その後の豊田自動織機の位置付けは図のようになる。
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