最高値まであと千円弱に リード役銘柄と出遅れ株 

【今週のマーケットエッセンシャル】第107号(2024年2月14日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

日経平均株価が1989年末に記録した最高値まであと1000円弱に迫った。多くの市場専門家の予想を上回るほどの騰勢だが、半導体関連株やトヨタ自動車株が相場全体をけん引するなか、消費関連株や新興企業株は大きく出遅れ、東京市場の陰の部分になっている。特に新興企業向け市場の盛衰には日本の未来がかかるため、低迷を放置できない。

日経平均の最高値は3万8915円87銭だ。2月13日終値は3万7963円97銭だったので、あと951円90銭(2・5%)だ。東証株価指数(TOPIX)の最高値は1989年12月18日に付けた2884・80だから、あと10・4%の開きがある。なお本稿では後半部分で証券会社の2023年4~12月期決算をまとめ、売買手数料無料化に踏み切ったSBI証券と楽天証券の収益構造の違いを分析している。

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