投信への依存度高まる 証券会社の4~12月期決算

【今週のマーケットエッセンシャル】創刊第1号(2022年2月2日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

個人マネーの動きを日銀の資金循環統計でみると、普通預金への流入が圧倒的だが、富裕層や資産形成層を中心に、投資信託にもかなりの勢いで流れているようだ。2月1日までに出そろった証券会社の2021年4~12月期決算をみると、大手証券は投信への依存度を高め、準大手証券は外国株の売買に走っている。ポイント付与を武器に口座数でSBIグループを急追している楽天証券は、手数料率が低下するなか、コスト増に悩んでいる。


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