加速する家計の6重苦 ウクライナ侵攻で物価高に  


【今週のマーケットエッセンシャル】第8号(2022年3月23日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

エジプトが3月21日に通貨を大幅に切り下げ、国際通貨基金(IMF)からの支援を求めることにしたのは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて価格が高騰する輸入小麦を、外貨不足で手当てできなくなったためだ。日本の家計も早晩、食糧費の高騰に見舞われる可能性がある。さまざまなコスト高を売り値に転嫁できなければ、企業は賃上げもできず、家計の収支は大幅に悪化する。家計の6重苦が収まらなければ、日本はじり貧が続く。


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