市場区分もう一つ消えた 不発だった個人向け社債


【今週のマーケットエッセンシャル】第10号(2022年4月6日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

「プライム」「スタンダード」「グロース」という東京証券取引所の新しい市場区分が4月4日からスタートした。従来の「第1部」「ジャスダック」といった4区分は消えたが、この日、もう一つ「市場区分」が消えた。「個人向け社債」だ。これまで日本証券業協会は個人向けだけを取り出して日々の店頭気配情報を公表していたが、4月4日から公社債市場全体の売買参考統計値表のなかに埋没させた。売り手も買い手も担い手も減ったということだろうか。


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