ロボアド残高が1兆円に 相場の逆風こなせるか  


【今週のマーケットエッセンシャル】第21号(2022年6月22日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

日本投資顧問業協会の直近の集計によると、若年層の投資家に人気があるロボット・アドバイザー(ロボアド)の契約資産残高が2022年3月末時点で9627億円と、ほぼ1兆円に到達した。といっても内外の株式相場は大揺れで、調整局面入りのシグナルを発しているところも多い。金利上昇機運が募るなか、適用利率が上昇し始めた変動金利の個人向け国債で、堅実に資産保全に取り組もうとする動きもある。金利の底離れは新たなリスクとチャンスを生んでいる。