好業績でも上がらぬ株価 利益の質の悪化を懸念  


【今週のマーケットエッセンシャル】第22号(2022年6月29日公開)

主筆・前田昌孝(元日本経済新聞編集委員)

3月期決算上場企業の決算発表を踏まえた証券大手3社の企業業績見通しが出そろった。2021年度の経常増益率が3カ月前の見通しをやや下回ったことあって、2022年度は発射台が下がった分、3社平均で13・3%増益に上方修正された。2023年度はさらに5%強の経常増益を見込んでいる。しかし、好業績という割には株価の反応がいま一つだ。「利益の質が低下しているのではないか」。市場関係者の間ではこんな声が出始めている。


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